お酒とセサミンの関係性

セサミンを飲むとお酒に強くなるとされていますが、これは半分正解、半分間違いといったところです。
なぜそのような答えになるのかといえば、お酒とセサミンとの関係性について説明すれば、理解してもらえるのではないでしょうか。

アルコールの分解には酵素が必要

お酒に含まれているアルコールを分解するためには、ADH(アルコール脱水素酵素)やALDH(アセトアルデヒド脱水素酵素)などの働きが必要になります。
こうした酵素が力を発揮することでアルコール分解能力が高まり、お酒に強くなるのです。
ある酒造メーカーの臨床試験によると、セサミンを摂取することでADHの働きが最大1.68倍、ALDHの働きが最大3.41倍になるといいます。
酵素の働きが活発になることで、お酒に強くなるのです。
また、ADHやALDHは肝機能の働きが低下すると十分な機能を発揮できません。
セサミンは抗酸化作用によって肝細胞の破壊を防ぎ、肝機能の低下を防止することで、ADHやALDHが働きやすくなる環境を作っているのです。

もともと弱い働きを強くするわけではない

ただ、セサミンによってお酒が強くなるといっても限度があります。
セサミンはもともとお酒に弱い人が、強くなるほどの効果は持っていません。
お酒に強いかどうかは、ALDHの働きが強いかどうかで決まります。
ビール1杯でも真っ赤になってしまうほどお酒に弱い人は、生まれつきALDHが欠損しているか、働きが極めて弱くなっているかのどちらかです。
そもそもALDHが存在していなければセサミンを摂取しても無意味ですし、ALDHの働きが極端に悪ければセサミンの効果も限定的なものにならざるを得ないということです。
逆に、昔はお酒に強かったのに年を取って弱くなった人の場合は、肝機能の低下によってALDHの働きが悪くなっている可能性が大です。
こういう人には、セサミンが効果を発揮してくれそうです。

お酒に強いかどうかは、基本的には生まれつきの体質によるものです。
セサミンを飲むとお酒に強くなるぐらいの関係性はあっても、体質を変えるほどではないのです。

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